グリーンコーヒーには、クロロゲン酸、トリゴネリン、フェルラ酸、カフェ酸、キナ酸などのポリフェノールや機能性成分が含まれています。これらの成分との相性を考える場合は、
・血糖値への影響が少ないこと
・抗酸化成分を含むこと
・腸内細菌への良い影響が期待できること
・加工度が低いこと
が重要なポイントになります。
グリーンコーヒーの成分と健康的に相性の良い天然由来の甘味料を見ていきましょう。

- 羅漢果(ラカンカ)
相性:★★★★★
最も相性の良い天然甘味料の一つです。
特徴
・中国原産のウリ科植物の果実
・甘味成分はモグロシド(天然ポリフェノール配糖体)
・血糖値をほとんど上げない
・カロリーはほぼゼロ
・抗酸化作用が報告されている
グリーンコーヒーのクロロゲン酸などのポリフェノールと方向性が一致し、健康志向の商品コンセプトとも親和性があります。
- ステビア
相性:★★★★★
特徴
・キク科植物由来
・甘味成分はステビオール配糖体
・血糖値への影響が非常に少ない
・耐熱性が高い
・少量で強い甘味が得られる
ポリフェノール飲料との組み合わせでも大きな問題は報告されていません。
- はちみつ
相性:★★★★☆
特徴
・天然酵素
・ポリフェノール
・有機酸
・微量ミネラル
を含みます。
グリーンコーヒーとの風味の相性も良く、抗酸化成分を補えます。ただし、
・果糖
・ブドウ糖
が多いため、健康目的では小さじ1杯程度までが望ましいでしょう。

- メープルシロップ
相性:★★★★☆
近年の研究では、メープルシロップには数十種類以上のポリフェノールやリグナンなどが含まれることが報告されています。
特徴
・マンガン
・亜鉛
・ポリフェノール
を含みます。砂糖より栄養価は高いものの、糖質は十分に含まれるため、適量が前提です。
- デーツシロップ(ナツメヤシ)
相性:★★★★☆
特徴
・カリウム
・マグネシウム
・食物繊維(製品による)
・ポリフェノール
を含みます。
中東では健康食品として利用されることが多く、コーヒーとの相性も良好です。
- ココナッツシュガー
相性:★★★☆☆
特徴
・カリウム
・鉄
・亜鉛
・少量のイヌリン
を含みます。
白砂糖よりミネラルは豊富ですが、糖質量は依然として多く、血糖値への影響もゼロではありません。
- 黒糖
相性:★★★☆☆
特徴
・カルシウム
・鉄
・カリウム
などのミネラルを含みます。
精製糖より栄養価は高いものの、糖質が多いため摂取量には注意が必要です。
- てんさい糖
相性:★★★☆☆
特徴
・甜菜由来
・少量のオリゴ糖を含む製品もある
・まろやかな甘味
腸内細菌への良い影響が期待される場合もありますが、主成分はショ糖であるため、血糖値への配慮は必要です。
総合ランキング
- 羅漢果
- ステビア
- はちみつ
- メープルシロップ
- デーツシロップ
- ココナッツシュガー
- 黒糖
- てんさい糖
補足として、「天然」という観点では、アルロースやエリスリトールは自然界にも存在する成分ですが、現在流通している製品の多くは酵素反応や発酵などの製造工程を経て作られているため、「天然由来」と表現されることはあっても、植物からそのまま採取された天然甘味料とは区別されることがあります。
健康・美容をより重視するとなりますと、羅漢果とステビアが最も適した天然甘味料の候補です。一方で、「少量の自然な甘さと風味」を重視するのであれば、はちみつやメープルシロップも魅力的な選択肢になります。

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